@ポエム・詩歌

 ポエムの事(雪夜話)

ぴゅー、ぴゅー、吹きすさぶ風
どんよりと憂鬱な灰色の空
ぼた、ぼた、と切れ目無く舞い落ちる雪
人の背丈よりも高く
全てを覆い尽くそうと
どこまでも降り積もる
暖冬の地から訪れし 雪を知らぬ旅人
雪に埋れし里人に

「この高く積れし雪は
  融けるに何年かかりしか」

と問えば
里人答えるに

「10年はかかります」

さもありなん、腑に落ちる旅人
冗談も雪に埋れ行く

   完

・・・
昔々、現代国語の先生が教えてくれた小話
これが笑えれば雪国の””である。

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 ポエムの事(恋泥棒)

一目見た時から

私は貴方のとりこです

貴方の姿が見たくて

遠くから眺めてた私です

望遠鏡を買いました

貴方の声が聞きたくて

レコーダーを買いました

そっと後ろに寄り添い

盗み録りしました

貴方と電話したくて

電話番号を調べました

盗聴器を買いました

貴方の姿を何時も見てたくて

カメラを買いました

盗撮しました

貴方の事が心配で

貴方の部屋を

いつも窓から覗いています

合鍵作りました

貴方の匂いを感じたくて

貴方の部屋に入りました

記念に洗濯物をもらいました

赤いトランクスが似合います

女の心を盗んだ貴方は”恋泥棒

どこまでもついて行きます

だから私を”ストーカー”と呼ばないで

   完

・・・
恋愛も屈折するとな、である。
でも
ストーカー行為は犯罪です、やめましょう
である。

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 ポエムの事(村祭り)

ピ~ィヒャラ ドンドン 村祭り

子供も 大人も 浮かれ騒ぐ

ピ~ィヒャラ ドンドン 村祭り

子供衆 女衆 お祭り見物

お神楽 夜店 浮かれ歩く

男衆 この時ばかりと 車座に

差しつ差されつ 飲み騒ぐ

そこへ登場 泥棒どん

酔いつぶれた 男衆 尻目に

家財一切盗み出す

ああ きょうは楽しい村祭り

ピ~ィヒャラ ドンドン ピ~ィヒャラ ドン

   完

・・・
母から聞いた話である。
昔々の田舎の農家、戸は開け放たれ、
大の男が5、6人も酔い潰れ
箪笥の着物から金銭まで、
綺麗さっぱり持ち去られたのである。
そう言えば祖父も父もこの話の時は
すっと居なくなった・・・

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 ポエムの事(ごろごろ)

ねむい

ねむい ねむい

ごろごろごろ

ごろごろごろ

ごろ ごろ ごろ

ご ろ ご・・ろ・・・

zzz・・・

ゴロゴロゴロ

ゴロ ゴロ ゴロ

ン ゆめ!

ねむい ねむい

夢の中でも ごろ寝

春のけだるさ

怠け者の言い訳

ごろ ごろ ごろ

   完

・・・
ネタ切れ
何も浮ばない
寝ながら考えるか・・zzzz・・ である。

☆曇天、雨、気分を変える、デザインも蛙・・・。

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 ポエムの事(寝言)

ぴゅ~ぅ ぴゅ~ぅ 木枯らしが吹き渡り

ミシッ ミシッ 寝静まった家が鳴る

ウ~ぅ 遠くで サイレンの音が高く低く

夜は深々と更てゆく

ラジオから深夜放送が小さく流れ

受験の苦しみを慰める

ふと気づけば小さな物音

”ドロボウ~” ”ドロボウ~”

高く切れ切れな声

”ドロボウ~” ”ドロボウ~”

ハタと止み また繰り返す

腹の底から湧き上がる恐怖

ああ 祖母の寝言

祖父に揺り動かされて止む

   完

・・・
本人はまったく覚えていないのである。
しかも必ず”ドロボウ~”なのである。
深夜に聞くと寝言も怖いのである。

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 ポエムの事(お留守ですか)

洗濯物が出ていませんけど

   お留守ですか

テレビの音が聞こえませんけど

   お留守ですか

電話が鳴り続けですけど

   お留守ですか

電気メーターが止まってますけど

   お留守ですか

本当に、お留守ですか

裏口が見え難いのですけど

   大丈夫ですか

扉に鍵が一個だけですけど

   大丈夫ですか

小窓に鍵が掛かっていませんけど

   大丈夫ですか

ガラス戸は簡単に外せますけど

   大丈夫ですか

忍び込めましたけど、大丈夫ですか

土足で

   ごめんなさい

家捜ししました

   ごめんなさい

箪笥、引出し、開けっ放しで

   ごめんなさい

お金を盗みました

   ごめんなさい

黙って帰ります、ごめんなさい

探さないでください、また来ます

   完

・・・
隣家に泥棒である。
ほんの2~3時間、外出した隙に入られたようである。
近所でも空巣狙いが多発、
警察官が言うには、同じ家に二度三度と
続けて入ることがありますとの事、
ご用心、ご用心、である。

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 ポエムの事(はひふへほ)

不思議な言葉”はひふへほ

豪快な大笑い

は は は

陰に篭った笑い

ひ ひ ひ

含み笑い

ふ ふ ふ

卑屈な笑い

へ へ へ

おしとやかな笑い

ほ ほ ほ

は行」の不思議

「は行」の力、笑えば元気回復

スパイスは

へ行」の隠れた力

”ぷ~ゥ””ぶッ”

出物腫れ物、処を嫌わず

百年の恋も一瞬に醒ます

    完

・・・
「へ行」は、人前では・・・、
でも落ち込んだ時には
「は行」と「へ行」の力
明るく元気に前向きになれること
請合い?である。

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 ポエムの事(呪縛)

コツ コツ コツ

コツ コツ ペタ

ン?

コツ ペタ コツ ペタ

ンン?!

重い足どり

人生の重石か

地に縫い付けられし足

呪縛霊

おお、神よ!

そは、紙に見捨てられし”ガム

呪われし汝

何故に、我を選べしか

呪縛を解き放つ、術を知らぬ我は

人の流れに立ち尽くす

    完

・・・
”ガム”は取れないのである。
急いでいる時にかぎって、踏むのである。
「ガムは紙に包んでゴミ箱へ」
を、お願いしたいものである。

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 ポエムの事(金の弱み)

楽しみの新幹線、長蛇の列

夢の飛行機、エコノミー症候群

快適な高速道路、大渋滞

みんな、何処へ行くのだろう

レミングの行進

ムーの大移動

ああ、”ゴールデンウイーク

金の弱み

金の流れのInとOut

働き蜂と黄金虫

アリとキリギリス

否!

金の無い我は団子虫

布団の中で丸くなり

小金虫を羨む

   完

・・・
”ゴールデンウィークだより”
ごろ寝して過す、では”たより”
にならないので、ポエムにしてみた、
ボーっと過す豊かな時間・・・
はは、単なる負け惜しみである、
金の無い団子虫の負け惜しみ!

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 ポエムの事(酒仙の悔悟)

あっちにふらふら

こっちにふらふら

おっとっと

絶妙なバランス

至福の時

酔眼に、千鳥足

雨に歌えば、世界は薔薇色

遙かなる家路

揺り籠の電車、睡魔との闘い

闘いに敗れし我

ふと気づけば、見知らぬ土地

ああ、無常なるかな閉ざされし駅

空の財布を見つめる愚かしき我

懲りずに過ちを繰り返す

    完

・・・・
最近は、そんなに多くは無い・・・はず?
”歳だな”と自嘲するのは私です、である。

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 ポエムの事(青春の悔悟)

春の宵

自転車をこぐ、我

頬打つ風が心地良い

されど我が

懐は寒しパチンコ店

遊び回りし、我

滞納通知、親に行き

親の説教と金

退学の危機、免れる

ああ我が青春の悔悟

我が子に引継がる

        完

・・・・
昔の事である、昔、昔、
時効のはずである。
でもDNAの記憶は引継がれて行くのである。

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 ポエムの事(天上からの贈り物)

前を行く君の笑顔

明るい陽光に光り輝き

幸福の予感

花は咲き乱れ

青い空に、鳥達も舞い踊る

突然、ひと滴の雨

君の頭に降り注ぐ

頭に手をやる君、

可愛いしぐさ、”引きつる顔

ああ、”鳥の糞

天上からの贈り物

僕に当らなかった喜びを噛締める

     完

☆「なんちゅうかウォンチュウ」殿の
 ”散歩をしていて思いついた
      おおたまポエム<第1弾>

に触発されて創作したものである。

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