ポエムの事(雪夜話)
ぴゅー、ぴゅー、吹きすさぶ風
どんよりと憂鬱な灰色の空
ぼた、ぼた、と切れ目無く舞い落ちる雪
人の背丈よりも高く
全てを覆い尽くそうと
どこまでも降り積もる
暖冬の地から訪れし 雪を知らぬ旅人
雪に埋れし里人に
「この高く積れし雪は
融けるに何年かかりしか」
と問えば
里人答えるに
「10年はかかります」
さもありなん、腑に落ちる旅人
冗談も雪に埋れ行く
完
・・・
昔々、現代国語の先生が教えてくれた小話
これが笑えれば雪国の”通”である。
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